2020年1月7日火曜日

N国党は、なぜ文字情報を積極的に出さないのか??

立花孝志さんとN国党には、大きな弱点がひとつある。
情報をほぼすべて動画でしか発信していないので、基本的に、ネットで「文字情報しか見ないユーザー」(※けっこういる)にまったくリーチできていないのである。

シンパですら文章が苦手なのか、マスコミの切り取り報道を信じている人に対して、まともな反論もせずに「動画見ろ」しか言わない傾向がある。

ビジネスマンなど忙しい人は、見るのに時間のかかるYou Tube動画など、まず見ない。
ニュース記事など、テキストベースの情報を流し読みした方が、効率的に情報収集できるからだ。

スマホユーザーについても、動画を見ると通信容量が大幅に消費されてしまうので、やはり動画は見ないで、テキスト情報をメインに見ている人が多い。

総じて、インターネットユーザーの半分くらいは動画をあまり見ていないと思われるが、N国党は、その半分のネットユーザーをみすみす取り逃がしているのである。



さらに重要なことは・・・ネットでN国党関係の検索をかけた時に、出てくる文字情報としては、新聞・週刊誌・ネットメディアが書いた(作為のある)記事か、もしくは知識人が書いたバッシング記事しか出てこない・・・ということなのである。

N国の一次情報(ソース)は動画しか出されていなくて、それを書き起こしてくれるシンパも少ない。
そのためN国に関するテキストベースの情報は、全てメディア記者やアンチN国の人が、N国党の動画を見ながら批判的に書いた「記事」が一次情報元ということになってしまう。

ついでながら、世の中の知識人という影響力の大きな人種がまた、基本的にテキスト情報しか見ない人種なのである。
これら知識人の大部分は、勢い「メディア記事」の情報をそのまま鵜呑みにする形になって、いっせいにN国バッシングに加わってしまうのである。

N国が公式ホームページに、箇条書きで事実の羅列をするだけで、こうした流れは変わって支持率は倍増するだろうに、誰もそれをやろうとしない。
・・・できる人が居ないのかも知れない。

最近でこそ、N国シンパの人が、重要な動画の書き起こしを出したりもしているようだが、まだまだ全然足りていない。
焼け石に水状態である。

どこかの時点で、文字情報もきちんと出していかないと、とても小選挙で勝ち抜くことはできないので、いつかやらざるをえないはずなんだが・・・もしかすると未来永劫やらないつもりかも知れない(^_^;)。
トランプ大統領だって、テレビパフォーマンスに加えてツイッターで文字情報のリーチをしっかりやったから政権とれた訳で・・・。
早くやった方が絶対トクなのに(笑)。


その点でいくと、れいわ新選組は、動画だけでなく文字情報もバンバン発信していて、それによってマスコミ関係者や多くの知識人にアプローチできている。
この違いは、とてつもなく大きいと思う。
時間が経てば経つほど、両者の支持層の差を広げていくだろう。

「文字情報の重要性」を誰より知っているはずのジャーナリスト出身のポンコツ幹事長は、いったい何をやっているのであろうか???
毎月100万円ももらっていながら、ニュースリリースひとつ満足に出さないとは・・・本当に新聞記者だったの???


※N国党が文字情報を積極的に出さない理由は、以下の動画で詳しく解説しています。
えらてん本「NHKから国民を守る党の研究」の感想

2 件のコメント:

  1. Sanekawa Haruki2020年1月7日 23:20

    文字情報は、意図的に出していないとわたしは考えています。
    理由は簡単で、時系列で立花氏の発言を並べただけでN国は崩壊するからです。笑
    立花氏の発言は矛盾しまくっており、一貫性がありません。
    たとえば、参院選での発言、埼玉の参院補選での発言、海老名市長選での発言、これらを時系列に並べただけで、いかに矛盾し、いい加減で実効性のないたわごとを吐いているか一目瞭然になってしまいます。
    文字情報は固定されており、言い逃れができません。
    一方、動画での口頭発言は、その時限りで、流動的で、いい加減にごまかせます。
    立花氏は、独裁的であり、その時点での発言が彼にとっての真理であり、他の党員が従うべき基準となっています。

    かつて評論家の適菜収氏が、単純に時系列で安倍晋三氏の発言を並べ、いかに嘘つきか暴いたことがありますが、それと同じことが文字情報化された立花氏の発言に生じるでことでしょう。

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    1. なるほどーー!!
      意図的に出していない・・・その可能性もありますよね!!
      そこまで深く考えている人がN国内部にいるのでしょうかね??

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